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うれしくない冷や水

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 猛暑のなか、下仁田ねぎの夏の植え替え作業をしているせいか、
 夏風邪ひいてから2週間以上経っているのに、なかなか全快とならない。
 
 おとといの晩などは、ベッドに入り横になると咳が止まらず、
 上体を起こしベッドの背もたれのところに頭をのっけってなんとか眠ろうとしたが、
 咳が治まることがなく、めまいのようなものにも襲われ、急きょ隣町の夜間救急の病院に行ってきた。
 
 レントゲンの結果はとくに心配なところはなかったので、
 咳止めの薬を出してもらい、明け方、家に戻って2時間程度眠り、
 通常より40分ほど仕事のスタートが遅れたが、しっかり夕方7時すぎまで植え替え作業をした。
 
 すこしばかりオーバーに云えば、下仁田ねぎの夏の植え替えに命かけてまーす的といっていいほど、
 意気込み、気合いを入れて作業をしておる次第です。
 (それは何もわたしだけでなく、夏の植え替え作業するすべてのヒト、
 といっても下仁田・馬山地区の100戸くらいの農家なヒト、にも共通)
 
 そんな中、屋外のスピーカーがキンコンカンコン♪鳴って、町内放送がくりかえしアナウンス――。
 
 「このところ、猛暑が続いております。こまめに水分をとり、日中の外出はなるべく控えましょう」
 
 えっ・・・? なにそれ・・・。
 
 「熱中症には十分注意しましょう」 ならわかるけど、
 「日中の外出はなるべく控えましょう」 って・・・・、
 ちょっとちがうんじゃないだろうか・・・。
 
 
 「日中の外出はなるべく控えましょう」 って、
 炎天下の下で汗水たらして仕事しているヒトがいるのをを知らないのか・・・。
 
 
 しかもきょうは土曜の行楽日和 (晴れってことです)、商売している人たちにとっては、
 外出してもらって散財してもらうチャンスなのに、「日中の外出はなるべく控えましょう」 って・・。
 皆が皆、土日に家でゴロゴロされてたんじゃあ、それこそ商売にならないし、景気がよくならない。
 ランチ営業の飲食店にしてみれば、営業妨害といってもいいくらい。 (町内アナウンスは正午前だった)
 
 いま時期は、下仁田ねぎの夏の植え替え真っ盛り、
 高齢の農家のヒトもたくさん (というかほとんど?)
 「暑い暑い」 云いながらも、淡々と作業をしている。
 (もう何十年も、暑い中寒い中、毎年作業している)
 
 なので、モチベーションに水を差すというか、
 やる気に冷や水を浴びせるような云い方は
 ちょっとカンベンしてほしいよなぁ・・・。
 
 
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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