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醗酵ナイト

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 22日、『醗酵ナイト』 に行ってきた。
 
 醗酵ナイト とは、群馬県の醤油・味噌醸造元の若旦那ら *1 が、
 醤油・味噌の魅力をすこしでも知ってもらおう企画したイベントで、
 作家・フードジャーナリストの向笠千恵子さんの醗酵トーク 「暮らしのなかの醗酵食文化」 あり、
 利き醤油・利き味噌あり・・ のとても良い内容のものだった。
 
 いままで醤油などのテイストのちがい (濃口醤油・薄口醤油・再仕込醤油・白醤油・溜醤油) が
 正直云ってあまりよくわからなかったが、説明を聞いていろいろ舐め比べてみて、
 ああなるほどなぁ・・とちいさく実感できた。
 
 料理のほうも、“焦がし醤油フォンデュー” を筆頭にとても良いものだったが、
 のっけの、醤油 (なに醤油か聞き逃した) 一滴たらしただけのジンジャーエールが、
 とても高級感あふれる飲み物のように感じたのが、とくに印象が強かった。
 
 ほめてばかりもナンなので、すこしばかり難クセつければ、
 “上州の旬の食材”と謳っていたが、温前菜に夏野菜のナス、かぼちゃが出てきたのが
 残念だった。
 (やはり、露地栽培している農家からみると、ハウス物の野菜はガックリくる・・。にんにく味噌ソースは◎)
 
  手前味噌だが、個人的には、春、味噌、旬、とくれば、下仁田葱苗の“ネギ味噌”だ。
  ちょうど右下の画像にご飯もあったし、ネギ味噌に合う味噌も知りたかった。
  セブンイレブンでも群馬限定の“ネギ味噌おにぎり”の話もあったくらいだから、
  浸透している思いきやそうでもないのか・・・。
 
 ま、なにはともあれ、わたしは、言うだけ番長のようなヒトより、
 アクションを起こすヒトを支持する人間なので、
 今回の 『醗酵ナイト』 、とてもすばらしい。
 
 とくに、主催である群馬県醤油味噌工業協同組合内の、
 若手と重鎮の関係がうらやましいくらいとても良い感じに思えた。
 
 自分も、醗酵ならぬ、自ら発光して地域を農業をすこしでも照らせれば、
 とあらためて思ったのだった。
  *1 )株式会社 有田屋
 http://www.aritaya.com/frame/frame_top.html
 
 
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Posted in キオクのキロク

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