メニュー 閉じる

牛になる

 イメージ 1
 
 わたしは過疎高齢化のこの町では若い衆の部類に入る (と思う) が、
 世間一般的にはそこそこ中高年の年齢なので、
 今どきの子供の、キラ☆キラした漫画のような名前や
 歴史上の人物そのまんま名とかがかなり苦手だ。
 
 まァ、今どきの子供の甘ったるい名前などはどうでもいい。
 というか、この際、人間の名前などどうでもいいのだ。
 
 牛だ。
 牛の名前だ。
 先日行った松阪で、牛に名前が付いているのを知った。
  ○ 『きくはる号』
  去年の松阪牛の女王(松阪肉牛共進会の優秀賞1席、つまり品評会で優勝)の名だ。
  ○ 『としのぶ号』
  平成20年の松阪肉牛共進会の優秀賞1席を獲得した牛の名前。
  ○ 『よしとよ号』
  過去最高額(5000万)で落札された優秀賞1席牛の名。
 牛は(名のある松阪牛は)、太郎ちゃん花子ちゃんではなく、号なのだ。
 
 う~む・・、号って・・・?
 号っていったら、そもそも乗り物系にくっつくやつじゃないか・・。
 
 たとえば、新幹線ひかり号、飛行機ならハイジャックのよど号、
 沈没船のタイタニック号とか・・・。
 
 牛は今でこそ “食うもの” だが、その昔は “乗るもの” だった、
 ということか・・・。
 (ま、正確には農耕用の役牛ってことらしいが・・)
 
 同じ動物でも、ペットによくあるベトベトした名前ではなく、
 号だと、颯爽とした感があるのがいい。
 
 どうだろう、今どきの子供もペットのような名前ではなく、
 松阪牛を見習って、「○○○○号」 という名にすれば、
 (たとえば、鈴木としはる号とか、佐藤よしとも号とか)
 松阪牛のように最高級の人間になれるかもしれない。
 
 ただし、食われちゃう可能性があるのがナンだが・・。
 
 
 号ということで、BOREDOMS‐SUPER GO!!!!!
 http://www.youtube.com/watch?v=FK4JAnszGvk
 
.
Posted in 心中のつぶやき

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です