メニュー 閉じる

植えっぱなしと手洗い

 イメージ 1
 
 画像・上は4月の下仁田ネギの苗床だが、
 左・建物の日陰になるため、伸びが悪く、しかもマバラだ。
 
 作物というのは人間とちがって正直だから、日陰だと育たない。
 
 畑の周りには、建物以外に日光をさえぎるものとして木がある。
 隣の畑に日陰をつくる木があると、
 日陰になる部分に作物をつくってもロクなものはできないから、
 木があれば伐りたくなる。
 
 なので、近年のECOブームにおける、“木を植える=正義” のような風潮は、
 バッサリ切って捨てたくなる。
 
              ◇
 
 画像・下は、“樫ぐね” と呼ばれる防風用の屋敷林だが、
 ご覧のように樫の木が道にはみ出てしまっている。
 
 都市生活者など多くのヒトは、木が生き物で成長する、
 ということを忘れてしまっているように思う。
 
 木は植えるより、植えたあとの世話がやっかいなのだ。
 
 植えっぱなしの風潮は、子づくりだけ楽しんで子育て放棄と似てるというか、
 便所に行って手を洗わないのと同じというか・・・、
 
 なんだか書いていてよくわからなくなってしまったが、
 そもそも、なんでこんなことを書いているかといえば、
 
 9月の頭に行われる下仁田の音楽イベント 《バイブレーション・テーブル》 の4月頃の会議にて、
 「植樹をしよう」 みたいな提案があったので、
 木について自分なりに思うことを書きはじめたものの、途中で書くのが面倒になって、
 そのまま書きっぱなしになっていた。
 
 わたしは便所に行ったら手を洗う人間だから、書き終わらせた。
 そういうことだ。
 
 
 VIBRATION TABLE2011 9/10
 http://vibrationtable.web.fc2.com/
 
.
 
 
Posted in キオクのキロク

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です