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根のあるにんげん、根尽きず

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 ブログ、お終いにしようと思ったのに、また書いてしまっている・・・。
 
 ブログ、始めよう始めようと思って、ぜんぜん書かなかった東京のころとまったく逆だ。
 
 以前、友人がこのブログでコメントしたように、
 田舎でエスケイプできる場所はここしかないのかもしれない。
 
 田舎はつらいな。手ごわいな。
 
        ◇
 
  一本の木にも流れている血がある
  そこでは
  血はたったまま眠っている
                   ~寺山修司
 
 たとえば、木――。
 
 ひざ丈ほどの木の苗を植えた場合、
 2年くらいは、背丈はそのままらしい。
 
 2年目くらいから、突然、ニョキニョキ伸びはじめ、
 あっというまに人間の背の2倍くらいになるという。
 
 つまり、2年間、地上にみえている部分は大きくならないで、
 地面の下のほうへ伸び、目に触れない部分の態勢が十分に整ってから、
 俄然伸びはじめるわけである。
                       参考;吉行淳之介/百メートルの樹木
 自分もまた土中にもぐろうと思う。
 
 世間に吹く冷たい風程度で折れることのないよう、
 しっかり根を伸ばそうと思う。
 
 そうして、いつか、下仁田の国道沿いの耕作放棄地を、
 ネギ坊主だらけにしてやろうと思う。
 
 ※画像は、発砲スチロールを突き抜ける下仁田ねぎ苗の根。
   自分も志を貫き通し、壁を突き抜けるような根でありたい。
 
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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