メニュー 閉じる

赤とクロのはなし。

 イメージ 1
 
 きょうは、ジャガイモの植えつけをしたのだが、
 作業の合間のとき、手伝いに来ていた父の友人と、
 トナリの畑のヒトがなにやら喋っていて、フト耳に入った。
 
 「赤はよいじゃあねぇ」 (=赤は簡単ではない)
 「クロはせわぁーねぇ」 (=(黒は楽勝だ)
 
 あー、時期だな、確定申告の話か・・・。
 (黒は青と同じ。ex.赤伝票、黒伝票)
 とわたしは思ったが、よくよく聞いたらば、
 
 「ま~ず、赤は固くてのぅ~」 (まったく赤は固くてね~)
 「黒のんが楽でいいやい」 (黒の方が楽で良いね)
 
 ん? 
 なんの話をしているんだァ?
 
 と振りかえって、二人の視線の先に目を向けると、
 先日、掘っていたゴボウの土肥掘り箇所。(画像)
 
 ああー、土のことかいッ・・。
 
 つまり、黒土は柔らかいので掘るのが楽だが、
 赤土は固いから掘るのが大変だ、
 という話をしていたのだった。
 
 ※画像、中央右の黄色く盛り上がっているのが赤土。
  左部分が黒土。
  乾燥しているので色が薄いが、雨など降れば、オレンジ色、クロ色になる。
 
  ちなみに、高校のときの担任の教師が面白いから読め、
  とすすめられたのがスタンダールの 『赤と黒』 だった。
  もちろん、わたしは読んでない。
 
.
 
Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です