唐突だが、
皆さんは、わが国における一番最初の農薬使用はいつぐらいか、
おわかりだろうか?
皆さんは、わが国における一番最初の農薬使用はいつぐらいか、
おわかりだろうか?
おそらく想像するに、
戦後の復興&高度成長時あたりじゃないか、
と思うヒトが多いのではないだろうか。
戦後の復興&高度成長時あたりじゃないか、
と思うヒトが多いのではないだろうか。
もったいぶらずに正解を云ってみれば、
――1670年 (江戸時代/寛文10年)。
水稲における ウンカ (害虫) 駆除に鯨油を使ったのが、最初といわれている。
◇
先月19日に受講、認定試験を受けてきた *1、
群馬県農薬適正使用推進委員認定試験の結果が、
先日、郵送されてきた。
群馬県農薬適正使用推進委員認定試験の結果が、
先日、郵送されてきた。
わたしは、農薬の安全・適正使用について助言する立場になった。
なったとたん、農薬YES!になるわけでは、もちろんなく、
農薬NO!のスタンスには、変わりない。
農薬NO!のスタンスには、変わりない。
たとえば、農水省・米生産費調査から、
水稲での除草時間を比較した表を見ると、
水稲での除草時間を比較した表を見ると、
1949年には、除草作業時間が、10アールで50.6時間労働だったのが、
2004年では、10アールで、1.6時間、
つまり、除草剤導入以前と比べ、労働時間が約30分の1に軽減された。
2004年では、10アールで、1.6時間、
つまり、除草剤導入以前と比べ、労働時間が約30分の1に軽減された。
なにが言いたいかといえば、
すみません、すこしばかり楽をしたいのです――。
すみません、すこしばかり楽をしたいのです――。
*1) 2011/1/19 『ひえびえと進む 』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/62643013.html
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/62643013.html
2011/1/21 『嫌われものの果たす役割 』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/62654989.html
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/62654989.html
【除草補足】
作付けが多い農家の場合、草むしりを懸命にやっても、
全部の畑でむしり終えたころには、最初にむしり始めた畑はすでにまた草が生えていたり、
あるいは、草むしりが遅くなった畑だと、草がボウボウとなって作物にダメージを与えたり、(画像)
いろいろやっかいです。
全部の畑でむしり終えたころには、最初にむしり始めた畑はすでにまた草が生えていたり、
あるいは、草むしりが遅くなった畑だと、草がボウボウとなって作物にダメージを与えたり、(画像)
いろいろやっかいです。
雑草の状態 (生え始めなら草かき、ボウボウになったら草むしり等) によって、
手作業であったり、道具をつかったり、草を生えなくする農薬をつかったり、草を枯らす薬をつかったり、
いろいろします。
手作業であったり、道具をつかったり、草を生えなくする農薬をつかったり、草を枯らす薬をつかったり、
いろいろします。
.