メニュー 閉じる

あつけをくらう

 イメージ 1
 
 先日、「道の駅しもにた」 直売所における、下仁田ねぎ出荷者の
 “反省会” という名の慰労会が、『荒船の湯』 *1 であり、
 行ってきた。
 
 下仁田町内には、地元のブランド野菜を愛さない残念なニンゲン *2 が大勢いるが、
 井戸の外である下仁田町外には、下仁田ネギを愛するヒトが年々増えていて、
 
 その証拠に、一昨年の冬、ネギの爆発的な売上で新記録を出した「道の駅しもにた」 が、
 今冬はその記録をさらに塗り替え、開店以来最高の成績を収めた――、
 ということで、慰労されに行ってきたのだった。
 
 送迎のマイクロバス内は、日本の農業事情そのままに、
 ほとんどが高齢者で、
 わたしは社会的にはリッパな中年ではあるが、
 一番わかい生産者だった。
 
 なんだか廃校が決まった分校の、
 最後の一年生のような気分だった。
 
 会場に着き、
 とりあえず、宴会まえに、ひとっ風呂あびるかな、
 と露天風呂の方に浸かりにいったら、
 すでに、ネギ農家の大先輩が浸かっていた。
 
 さらに、べつのネギ農家の大先輩が入ってきて、
 2老1若な感じで、湯につかりながら、
 ネギ話、とりわけ、栽培における苦労話に花を咲かせた。
 
 イントロが長くなったが、ここからが本題だ。
 
 先に浸かっていた老人Aの トある言葉が耳にひっかかったのだ。
 
 「 おらァ~ (俺は)、植え替え (下仁田ねぎ夏の植え替え作業) の初日に、
 あつけェ~くらって、まーず (まったく)、こりたい (懲りたよ) 」
 
 『あつけェ~くらって』?
 
 なんだ?あつけェ~くらってって・・・、
 はじめて耳にした言葉に目をまるくした――。
 
 “くらう” は分かるが、“あつけ” は、熱気なのか、暑気なのか・・。
 
  ちなみに、老人Aの “あつけ” を喰らった理由は、
  話によると、“植え替え” を始める前の晩に、飲み会があり、
  二日酔い気味で、植え替え作業を始めたら、午後に “あつけェ~くらって” 、
  早々にひきあげた、ということだ。
 
 熱中症的な感じで、熱気のような気もするが、
 そしたら、アツケじゃあなくて、ネッキだ。
 
 暑さにやられた、という意味で、暑気なのだろうか・・。
 
 そんな疑問を頭のなかでめぐらせているうちに、
 老人Aは湯から上がり、今度は老人Bが語りはじめた。
 
 「 やっぱり、露天の方がいいやのう (いいねぇ~)。
 中だと (内風呂の方だと) あつけくらって、どーしょもねぇ (どうしようもない) 」
 
 また、「あつけ」 だ。
 
 なんなのだ?
 下仁田の高齢者の間では、「あつけくらう」 のは、ハヤっているのか?
 それとも、“あつけ”だけに、熱い言葉だから、熱が他の者に伝わるというのか・・・。
 
 老人Bも湯から上がり、
 わたしはひとり、湯けむりの中、のぼせた頭で考えていた。
 
 “あつけ” は、熱気なのか、暑気なのか・・?
 
 
 と、
 ここで切りよく書き終わりたいのだが、
 今回、使用画像をも少し意味をもたせたいので、
 無理やりこじつけて書き足してみる。
 
 わたしは、さむい料理が苦手だ。(マジ)
 とりわけ、冷えたチャーハンが大の苦手だ。(マジ)
 わたしは、“あつけ” より、アツアツを喰らいたいのだ。
 
 
  *2 ) 参考記事 
 2009/11/7 木枯らし と こんにゃく様
 http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/56697507.html
 
 2009/4/1 しもにたしにました2/下仁田破壊プロジェクト 
 http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/50945942.html
.
Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です