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腹をワッテ書いてみる。

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 おととい、所用でひとつ山奥の町中まで車を走らせていたら、
 とてもいかつい黒色のトラックの、人間でいったら “おでこ” の部分に、
 『花と蝶』 と いかにもな書体で書いてあるのが目に入った。
 
 ま、任侠的な粋をアピールしたいのだろうが、
 所詮は、“お花とチョーチョ” だ。
 
 たとえばトイレは、男は黒で 女性は赤色で 示されるが、
 「お花とチョーチョ」 はまちがいなく、赤 の部類だ。
 
 だから、どんなにスゴんで 「オラオラッ」 と煽ってきても、
 おでこには、お花畑でチョーチョが飛んでいるってことだ。
 
 ――とまァ、イントロが長くなったが、以前、書いた記事、
 
  『○ と × の話。』 2010/1/9
 http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/58029020.html
 
 の後日談というか続編 『÷の話。』 を書こうと思う。
 
 上記記事は、トラックの正面隅 (正確には助手席側ダッシュボードの上) に、
 ピンクの字で 「かけろ」 と書いてあったのを見て、「駆けろ」 の意と知りつつも、
 ×、数字をかけろってことか、÷、割ちゃあ駄目なのか――、
 というような内容を書いたワケだが、
 なんと、書いた2日後くらいに、“÷” のトラックに遭遇してしまった。
 
 正確には、“ワル” と書いてあったのだが、あまりのタイミング良さに、
 記事にしてもウソくさくなりそうで、ためらっていたら一年以上経ってしまった。
 
 ま、これも、男のよくある 「昔ワルかった自慢」 同様、
 「俺ってワルだぜ!」 アピールだ。
 
 たしかに、「ワル」 って正面に書いてあるような、
 ガラのわるいトラックは避けて通りたいが、
 考え方を変えてみれば、
 善人のフリした悪い人間よりは正直なヤツかもしれない。
 
 が、腹をワッテ書いてみれば、
 「かっこワル」、「頭ワル」
 って感じは否めない。
 
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Posted in キオクのキロク

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