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のどかないなかで カッ飛ばすヒトたち

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 ただいまは、コンニャク芋の掘り取り作業まっさかりで、
 ちょっと前までは、出耕作 (でこうさく) といって、
 遠くの広い畑に 弁当持ちで行っていた。
 
 帰りは、掘り取ったコンニャク玉を、
 トラック (2t&軽) の荷台上のコンテナに山盛りで帰る。
 
 コンニャク芋はスイカなどのようにほとんど水分なので、ずしりと重い。
 
 あまりの重さにハンドル取られそうになるし、
 カーブでコンテナやコンニャク芋をふり落とさないよう、
 (以前、カーブでおっことし、道路にコンニャクの種芋をブチ撒けたことがある)
 40キロくらいでそぉーっと車を走らす。
 
 一般道で、40キロくらいだと法定内速度でもノロノロ運転とみなされ、
 家路を急ぐ後続の車がイライラ運転になるから、
 農免道路 (のうめんどうろ。通称・農道) がある場合は、
 多少遠まわりになっても、なるべく農免道路を使う。
 
 農免道路は、あたりまえだが農耕車優先である。
 
 が、世の中には当たり前のことが頭に入っていない、
 オツムの弱い人間が悲しいことに大勢いるのだ。
 
 農耕車優先の農免道路を、
 ツバでも飛ばすように ビュンビュンかっ飛ばすのだ。
 
 でもって、その大半が、ナナメったルームミラーに、
 熊のプーサンのようなものをいくつもブラ下げた
 黒色・軽自動車の女性ドライバーだったりする。
 
 その日、わたしは画像の農道をスロースピードで下っていた。(夕暮れ時)
 
 後ろには黒色の軽に乗った女性ドライバーが、
 ちょっとォ、早く行ってよ!ってな感じで車間距離をつめていた。
 
 農免道路はよ、
 NO MEN! ってことで、女性専用道路、
 ってワケじゃあないんだぜ~、お嬢ちゃんよ――。
 
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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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