若いころ、帽子コレクターな時期があった。
なかでも、アンテークのソフトハットにはこだわっていた。
なかでも、アンテークのソフトハットにはこだわっていた。
◇
四年ほど前に帰農して以来、
とりあえず、親父のテンガロン風の麦わら帽をかぶって間に合わせていた。
とりあえず、親父のテンガロン風の麦わら帽をかぶって間に合わせていた。
頭の上に趣味じゃないものを乗せているのもナンだし、
去年、まぁいいんじゃないか、という HAT を見つけたので購入した。
去年、まぁいいんじゃないか、という HAT を見つけたので購入した。
が、いかんせん、
タウン用のスタイリッシュな HAT 故、アウトドア用におけるヒモ付きではなかった。
タウン用のスタイリッシュな HAT 故、アウトドア用におけるヒモ付きではなかった。
(ヒモ付きでないと、ちょっと風が吹いただけで簡単に飛ばされるため、農作業には向かない)
で、かなり前、上京した際、オカダヤにいって “ハトメ” を買ってきてヒモ付きにした。(画像)
あとは頭にのっけて畑デヴューするだけだったのだが、
わたしは相変わらず親父のテンガロン風の麦わら帽をかぶっていた。
わたしは相変わらず親父のテンガロン風の麦わら帽をかぶっていた。
WHY? なぜに?
という声が聞こえてきそうなので答えてみれば、
という声が聞こえてきそうなので答えてみれば、
NEW帽子の内側についているネームのところには、
[ GENUINE PANAMA / MADE IN U.K ]
とある。
つまり、英国産のそれなりに良い帽子を農作業用にかぶるのはどうなんだ、
もったいなかぁないか?
という気がフッとわいたら、モッタイなくてかぶれなくなってしまったのだ。
もったいなかぁないか?
という気がフッとわいたら、モッタイなくてかぶれなくなってしまったのだ。
MYパナマ帽は、
わたしがかぶらないから、部屋の隅でホコリをかぶる存在になっていた。
わたしがかぶらないから、部屋の隅でホコリをかぶる存在になっていた。
◇
きのうは、NHK・BSの番組のコンニャク畑の取材があった。
わたしは、ここでかぶらなけりゃあいつかぶるんだ、
と、NEWパナマ帽をかぶって、コンニャク畑を案内した。
と、NEWパナマ帽をかぶって、コンニャク畑を案内した。
なにか気分はとってもパナマだった。
――ということで、
TPOに合わせてかぶりわけることにした。
TPOに合わせてかぶりわけることにした。
下仁田周辺で、ちょっといい感じのパナマ帽かぶっている農夫がいたら、
それはたぶん、わたしです。
それはたぶん、わたしです。
姉妹記事;
2008/5/28 ハッとして、ムッとして
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/39004993.html
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/39004993.html
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