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食える男はつらいよ

 イメージ 1
 
 世の中、とんだ食わせ者もいれば、
 煮ても焼いても食えないヤツもいる。
 
 わたしは、ヤセの大食い、とまではいかないが、
 ヤセている割には食える男だと思う。
 
 先日の 「良い食品博覧会 *1(本ブログ参照)」 のとき、
 フードジャーナリストの向笠さん *2 から 、
 「こちら、鯉料理や山菜を食べさせてくれる佐久の王将さん」
 と紹介され、その王将食堂さん *3 から、“ノビロ、または、ノビル” という
 彼岸花の球根というかラッキョのようなものの醤油漬けをいただいた。
 
 その際、わたしは、
 「佐久っていったら下仁田のとなりじゃあないスか、今度、食べに行きますよ!」
 と云った。
 
 云ったはいいが、そのころはまだコンニャク芋の植えつけ作業などで忙しく、
 行く暇がなかった。(隣町だが往復1時間半くらいかかるのだ)
 
 世の中、口先だけの調子の良いヤツが実に多いが、
 わたしはそういった輩とちがい、常々、実 (じつ) のある男でありたいと思っている。
 
 だから、
 春の農繁期 (植えつけ) がやっとこ一段落した先日、
 下仁田ねぎの苗と新ジャガ手土産に “王将食堂さん” へ行ってきた。
 
 山菜の時期はハズレてしまっていたが、
 食べに来ることが目的だったので、
 とりあえず、「なにか、おすすめのもの下さい」
 と云ったら、画像の通り、あるものを目いっぱい出してもてなしてくれた。
 
 でかいトンカツとでかい海老フライ、サラダ、タケノコの煮物、大盛りのワラビ、フキとホタルイカ、
 天ぷら盛り合わせ (モミジガサ・ウド・タケノコ)
 
 画像ではわかりづらいが、実際、ものすごいボリュームだった。
 
 「あ~うまいッス」 などと笑っていたのもつかの間、
 徐々に腹がきつくなり、それでも 「おれは食える男で実のある男だ」
 と気持ちで食らいついた。
 
 なんとかすべて胃袋に押しこんだものの、腹が破裂しそうで動けなくなった。
 というより、車に戻ったら、許容量を超えてる胃から食ったものが逆流しそうだった。
 
 逆流の心配がなくなるまで、王将のご夫婦と談笑した。
 代金はいらない、と云ってくれたが、食べに来たのだから札一枚だけでも、
 と置いてきた。
 
 以来、胃袋が確実にでかくなったようで、すぐに腹が減って困る。
 *1 2010/6/1 「良い食品博覧会」
   http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/60744691.html
 
 *2 ごはんの旅人・向笠千恵子の一食一会
   中山道・信州佐久で山菜と鯉を楽しむ①岩村田編
   http://olive.b.station50.biglobe.ne.jp/200906/article_1.html
  *3 和風料理「王将食堂」
  当たり前だが、ギョーザのアソコとはまったく関係ない。
 
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Posted in キオクのキロク

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