自分をなくすこと、なんでも。
聞こえなく、言えなく、見えなくなること。
さがす人は、自分をさがすが、
あなたではない、誰でもない、何でもないものとなる。
あなたではない、誰でもない、何でもないものとなる。
中江俊夫 / 『拒否』 ヨリ 「なくす」
◇
このあいだ、やっと春のネギ植えが一段落し、
ここんとこは、毎日コンニャク植えをしている。
ここんとこは、毎日コンニャク植えをしている。
いま時期は、雨天でもコンニャクの種イモを選る仕事があるので、
肉体の疲労が雪だるま式に体にたまってゆく。
肉体の疲労が雪だるま式に体にたまってゆく。
疲れているからだろうか――、
なんだかよくわからない詩である。
なんだかよくわからない詩である。
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