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「ちぇ・・」 と 「チェ・・」

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 ニッポンで、「ちぇ・・」 といえば、
 「つまんね」 となるが、
 
 ワールドワイドで、「チェ・・」 といえば、
 「ゲバラ」 なワケです。
 
  *ちなみに、「チェ」 とは、ゲバラの口癖で、「チェ(やあ!)とか(おい!)の意味」 だそうです。
 ちょっと前、
 自分内で、春の “ゲバラ・ウィーク” or “ゲバラ祭り” になり、
 ゲバラ物のDVD、
 
 ・モーターサイクル・ダイアリーズ
 ・チェ 28歳の革命
 ・チェ 39歳 別れの手紙
 ・チェ・ゲバラ/英雄の素顔 (ドキュメント)
 ・チェ・ゲバラ/革命への道 (ドキュメント)
 
 を、立てつづけに見た。
 
 ついでに、
 はるか以前に買って、30頁くらいで読んだだけの、
 読みかけのゲバラ本をひさしぶりに開いてみた。
 
 で、
 気になる箇所があったので、ちょっと書きだしてみる。
  ~  ~ ~
 
  「第一章 ゲリラ戦の一般原則」 / 四.有利な地帯での戦闘 
  一人の人間は25キログラムのものを長時間にわたって毎日運ぶことができるし、
  またそうした労働に何日間も従事できる。
 
  ~ ~ ~
 農家なわたしが、畑に肥料を蒔くとき、よく背負うのが 20kgの肥料袋だ。
 
 20kg だってそうとう重い。
 
 長時間背負っていたら、背がちぢむんじゃあないか、と不安になるくらい重さだ。
 
 だから、ピックアップした箇所の、
  “25kgで、長時間で、毎日” という言葉だけで、身長が 2,3cm ちぢむ思いになる。
 
 (重さが ピンとこないヒトは 米袋で実感していただきたい。5kg の米袋なら 5袋という具合に)
 
 ゲリラへの道はきびしいのだ。
 
 「第一章 ゲリラ戦の一般原則」 から、もうひとつ、書きだしてみる。
  ~  ~ ~
 
  五.不利な地帯での戦争
  人間は一晩で30キロから50キロ歩くことができる。
 
  ~ ~ ~
 一瞬、「ゲッ、そんなに歩けるのか!?」
 とおどろいたが、よくよく考えれば、マラソンは42.195kmだ。
 
 でも、待てよ、ゲリラへの道がそんなにゆるいわけはない。
 
 で、もっとよく考えたら、“不利な地帯での戦争” とある。
 
 ゲリラ & 不利な地帯 といえば、山間部やジャングルだ。
 
 マラソンのように平坦な道ではなく、
 山間部やジャングルの道なき道を歩くのだ。
 
 しかも、25kgのものを背負って・・、だ。
 
 マラソン選手のように、キッチリ42.195km地点で倒れこむような甘さがない。
 
 ついでに、50kmってどんなもん、ってことで調べてみた。
  ・東京中心 (中央区日本橋) より50km圏、100km圏
 
  ■50km圏(±5km)
    横須賀・厚木・相模湖・青梅・東松山・加須・つくば・成田・茂原・富津
 
  ■100km圏(±5km)
    伊東・沼津・富士山頂・甲府・前橋・赤城山頂・足尾・宇都宮・水戸・房総半島すっぽり
 
 わが下仁田は、前橋あたりと同じくらいだから、100km圏だ。
 
 わたしが、ゲリラならば、2晩で東京、ということになる。
 
 ちかいんだか、遠いんだか、なんだかよくわからない・・。
 
 
 
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Posted in キオクのキロク

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