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幼少のころ、何かにつけ、親父に怒鳴られて育ったから、
怒鳴り声はトラウマであり、大声には敏感だ。
であるハズなのに、
タケシ映画の新作の、
「ばかやろう、このやろう」 よせあつめ予告編をつい何度も見てしまう。
”Outrage” trailer – 15’th film of Takeshi Kitano
http://www.youtube.com/watch?v=Apa1r1iFuvs&feature=related
リアルに身近で耳に入ってきたら、非常にイヤな気分になるが、
所詮は作りモンという遠くのことだから、イヤなどころか、
逆に痛快でしびれちまう~ってことなのだろうか。
そういえば、自分も、
畑や庭で親父にむかって何度か怒鳴り散らした。
ワンマンで生きてきた親父の頭は凝り固まっているから、
大声を張り上げて力いっぱい怒らないと
わからないのだ。
言葉もあえて激しいものを選んで、
全力で怒鳴る。
いわばショック療法だが、
ご近所には申し訳ない。
もちろん、
ストレス解消ではないから、
後味はあまり良くない。
そーいえば、
カフンの季節だ。
「はーくしょん、このやろう」
「へーくしょい、ばかやろう」
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