メニュー 閉じる

野菜の見方と敵味方

イメージ 1

.
        いまから4年ほど前の、
        帰農して半年ほど経ったころ、
        東京の仲間からのお誘いで上京した。

        けっこう喜ばれるかな、と思い
        いくつか野菜を持っていったのだが、

        山のおサルが いろんなどんぐりを手土産に 里におりたら、
        里には もっとおいしいものがいっぱいあった・・、的状況になり、
        おおいに へこんだ。

                   ◇

        例によって、年越しはソバではなく、
        ちょっと遠くの東京の、某芸能人宅で、
        いつもの仲間たちと鍋パーティー&カウントダウン。

        今回は、以前とうって変わって、
        送った下仁田ファーム・メイドの食材 (下仁田葱、白菜、その他) は、
        おおむね好評で、安堵した。

        彼 (彼女) らの野菜の見方が大きく変わった要因のひとつには、
        やっぱり、ここ数年における、 「食」 を含めた 「農」 方面への追い風がおおきい。

                   ◇

        さて、
        豆が腐って (納豆でなくて)、豆腐だが、
        年が新しくなれば、抱負だ。

        ということで、述べようと思う、豆腐でなく、抱負を。

        去年 (’09年) は、いろいろ派手にやらかしたせいで、
        味方もいっぱい増えたが、敵もいっぱい増えた。

        そういう点、懐の広い東京とちがい、田舎は窮屈だ。

        めんどうだから、いっそのこと土中深くもぐって 今年は静かにしてようかとも思う。

        だが、ヒトのこころは移り気だから、
        「農」&「食」 への風向きが ひょんな拍子に変わる可能性だってあるわけだし、

        世間の風当たりより、時代の風を読めなくなったら、
        それこそ 井戸の中でガーガー鳴くだけのカエルになってしまうわけだ。

        ならば、やっぱり、能書きより行動 (知行合一)、
        自分のままで押し通す一年で行こうかと思う。

        ※画像は、ダメねぎ写真の上に記事中の
         “仲間たち 09/10” の画像を トッピングしてみました。
         (ちなみに上段右から2番目がわたし)

         本年も、下仁田ファームの下仁田ねぎをぜひ、よろしくお願いいたします。

.

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です