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たとえば、
妙義山 (みょうぎさん *1)、荒船山 (あらふねやま)、稲含山 (いなふくみやま)、
物語山 (ものがたりやま *2)、大桁山 (おおげたやま)、星穴岳 (ほしあなだけ *3)、
などなど・・、
わが下仁田町には、味わい深い山容と名前の山がいくつもあります。
ところが、
下仁田町の奥にある、日本一高齢化の村といわれている南牧村 (なんもくむら) の場合、
せっかくのグッドデザインの山容なのに、山名がパッとしない残念な山がいくつもあります。
碧岩 (みどりいわ *4) については以前、このブログで、
“見惚れちゃうわの見惚れ岩 (みとれいわ) ” でどうよ、
と書きましたが、今回の画像の山は、
西上州 (群馬県西部) 3大ツインピークスのひとつ、立岩です。
(たていわ、ではなく、たついわ、と読みます)
山好きには “西上州のドロミテ”
(北イタリア、モンブラン山系・ドロミテ・アルプス)
と呼ばれているくらい、洋風な香りがするお山です。
なのに、名前はいたって平凡な 「立岩」 ・・・。
たとえばですよ――、
洋風な香りがする人間として、「黒田アーサー」 がいますが、
彼がもし、「黒田朝男」 だったら、
いまよりもっと地味な存在になっていたでしょう。
その他、
「滝川クリステル」 が 「滝川栗子さん」 だったら
「ウエンツ瑛士」 が 「植木瑛士くん」 だったら、
「山本モナ」 が 「山本元子さん」 だったら、
etc. etc.
日本アルプス ってネーミングも存在するわけですし、
南アルプス市 ってすっごい名前をつけた自治体もあることですし、
「立岩」 → 「日本ドロミテ」 でどうでしょう。
ドロミテ? なんか “泥みてえ” だな~、
なんてケチがつきそうなので、
もうちょいヒネって、
そんなに泥だらけがイヤなら、泥の濁点を取って、
日本人の大好物、「トロ」、「日本トロミテ」 でどうでしょう。
日本トロミテ? 山っぽくねぇ~な~、
なんてケチがつきそうなので、
もうちょい現実路線で考えましょう。
立岩は、「たていわ」 ではなく 「たついわ」 なら、
画像でご覧のとおり、岩二つで、「ふたつ岩」、
南牧村・星尾地区にある山なので、
「星ふたっつ岩」 でどうでしょう。
もっと手っ取り早く、
南牧村・星尾地区にあるので、
「星尾山(ほしおやま)」でいいんじゃあないかと思うのです。
ふもとには、峠マニアからはその名前にひかれて訪れるヒトも多い
「星尾峠」 もあることだし・・。
ということで、下仁田ファームの勝手に改名山第二弾は、
立岩 ⇒ 星尾山 で決まり。
下仁田ファーム・下仁田町周辺の風景ページに
その 『星尾山』 のあたらしく画像 3枚 UPしてます。
http://www.shimonitafarm.com/fukei.htm
おまけ;「下仁田周辺のフシギ&ステキなひびきの名前」ページ
http://www.shimonitafarm.com/image/chimei.htm
*1) 2008/11/9 『ひぐらしのK』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/45984749.html
*2) 2008/6/4 『物語山のものがたり 』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/39344882.html
*3) 2008/3/21 『星穴岳』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/34934500.html
*4) 2008/10/19 『神々が降り立つ山~碧岩』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/45164269.html
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