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東京にいた頃、
環境関係のテレビ番組 (素敵な宇宙船・地球号など) をよく見ていました。
で、よくあったテーマのひとつに鳥獣被害があり、
そのたいがいが、
人間が環境を破壊したため自然のバランスがくずれ、
鳥獣が里に下りてくる、といった視点のものでした。
わたしは、番組の作り手の視点通り、
「獣たちも被害者なのさ」 という動物擁護にちかい “共存” 派でした。
さいきん、
ウチの地域にイノシシが出るようになりました。
下仁田ファーム・作業ページにちいさいヤツの画像を載せてますが *1、
こんどは少し離れた別の場所でドでかいヤツが出るんです。
【画像は、そのドでかいヤツの牙で削られたサツマイモ。】
TV画面に映る遠くのことではなく、
実際、その現場の空気のなかで感じるのは、
ECOという小ぎれいなひびきとは程遠い、
生々しく荒々しい現実です。
※イノシシは強いのです。
というか、腹のすかしたヤツなど、暴君とか破壊王です。
もう畑の作がわからなくなるほど、メチャクチャにしてしまいます。
ちなみに、孫悟空の猪八戒でおなじみの中国では、猪=ブタだそうです。
※関連記事
2007/10/11 『農家はワルないよ 』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/23248685.html
*1) 下仁田ファーム・「畑の中、および、その周辺の生き物たち」ページ
http://www.shimonitafarm.com/ikimono.htm
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