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耕運機による事故 (ケガ) というのは、
意外とポピュラー、というか、けっこう多いのです。
理由として、
以前、このブログ*1 で書いた一部をそのまま書き出します。
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農耕機械 ( たとえば耕運機 ) というのは、
①鉄の塊 (エンジンとか) であるため、非常に重いということ。(単車にちかい感じ)
②大抵、一輪とかなので、非常に不安定だということ。
③たいがい、土を削ったりする刃が 付いているということ。(それが回転しているので危険)
④人間のいうことより、畑の形状に動きが左右されるということ。
といった具合で、なめてかかると耕運機とともに畑にひっくり返ります。
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わたしは、日ごろの行いが良いせいか、
あるいは、悪運が強いせいか、
軽傷 (それでも全治3週間) で済みましたが、
ヒトによっては、出血多量等で命を落とすケースだってあります。
というのも、
畑でケガして動けなくなった場合、
まわりにヒトがいればラッキーですが、
そこはヒトがまばらな過疎の田舎の畑の中、
そうでないことが圧倒的に多いのです。
だから、
どうやって助けを呼ぶか、いかに早く発見されるかが、
命の分かれ目、と云ったら大げさですが、重要なのです。
わたしの場合――、
山の上の、ちょっと奥まった畑でひとり作業していました。
――で、
見舞いにきてくれたヒトが聞くワケです。
「救急車は誰が呼んだん? (=呼んだの?) 」
とか、
「たまたま、だれか近くにいたん? (=いたの?) 」
わたしが、
「いや、自分で携帯 (電話) で ・・・」
と答えると、
皆、そろって、
「いやぁ~、携帯もってて、よかったねぇ~」
「携帯もってて、命拾いしたねぇ~」
と云うのです。
わたしは笑顔でうなづきながらも、
「だって、携帯だもの。
携帯は携帯しているから、携帯電話なんだけどナ・・・」
と その都度、心中で、そっと ツッコミました。
参考記事;
*1 2007/12/13 『簡単に見えるけど、簡単ではないのです!』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/28182946.html
※画像は、出血で真っ赤に染まる事故現場、
というのは、真っ赤なウソで、
夕焼けに染まる一ヶ月前の事故現場のネギ畑。
PS.包帯、とれました。
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