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クロワッサン・プレミアム という雑誌があります。
先日のブログ* で取りあげた 例の いただきものの一冊です。
*(2009/5/14(木) 『カタカナの野菜は食うな。』
http://blogs.yahoo.co.jp/yesornouca/52229835.html 参照)
表紙の隅に、
『今日から5歳、続けて10歳。
若く見える歩き方。
閉経後に気をつけること。』
などという文字が記されているとおり、
50歳代をターゲットにしたファッション誌です。
おいおい、そんなの読むんか?
という声が聞こえてきそうですが、べつにフツーに見れました。
といったって、
本名、一幸 (かずゆき) くんというらしい、“どんだけ~” イッコーの類じゃあありませんから。
前の職業柄、そして職業病で、
レディースのファッション誌になんの抵抗もなく目を通せるのです。
で、
目に留まった記事が、サブタイトルの 『おしゃれは、ノンエイジではない』 です。
ファッションコーディネーター・西山栄子さんのエッセイで、
要約すると、50歳代で全身トレンドは痛々しいぜ、ということなのですが、
わたしが気に入ったくだりは、
~40代をすぎる頃、自分の好きなおしゃれの方向が大体決まってくる。
洋服の好みだけで決まるのではなく、その人の環境や生き方、それまでの歴史も無縁ではない。
そうした方向性に応じて、みなそれぞれ 「この辺りが私に似合う」 というゾーンがあり、
社会性 (TPO) を求められるシーンでは、これは役立つ。
ところが、これに甘んじて安心しているとセンスは後退していく。
ファッションは動いているから、こちらが止まるとすぐに取り残される。
ましてや自分が似合うと思っているスタイルにこだわることは禁物。
それを壊してこそ新しい可能性が広がるのだ。~
途中までは身につまされる思いですが、最後の一行が今の気分なのです。
※本日は、sHp のメイン・プロジェクト第一弾の準備のため、
地元の高校 (母校ではありませんが) へいって
参加者である生徒5名とはじめて顔をあわせしました。
来週あたりからなんとかスタートできそうッス。
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