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鴨になるなと
あのとき
鴨は言ったか
ノオ
羽をむしり
毛を焼き
肉をあぶって食いちらかしたおれたちが
くちびるをなめなめ
ゆうもやの立ちこめてきた沼のほとりから
ひきあげようとしたときだ
「まだまだ
骨がしゃぶれるょ」
おれたちは ふりかえり
鴨の笑いと
光る龍骨を見た
～鴨/近藤東
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あいかわらずのネギ・ネタで うんざりされるのもナンなので、
今回は、変化球にしてみました。
毎日毎日、下仁田ネギとドップリの生活なので、
たまに、「オレはネギなのか、ネギはオレなのか」
わからなくなってしまいます。
いま、わたしを日本刀で真っ二つにしたら、
真っ赤な血が ドヒャー って出るのではなく、
硫化アリルが ドバァー と出て、
まわりの人間はもれなく号泣することでしょう。
もちろん、悲しいからではなく、
硫化アリルの成分 （タマネギ切ったときのアレ） が、目に沁みるからです。
※鴨になりたい方へ
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