.
社会は、これからボランティアの時代になる、などといわれていますが、
ビジネスでは、以前より、これからはコラボーレーションの時代だ、
なんて云われていました。
250年の伝統をほこる、わが下仁田ネギも、
群馬の片隅にひっこんで、“知る人ぞ知る” 存在で満足していたら、
市場に出まわっている農協規格の下仁田ネギに負けてしまいます。
そういった意味でも、どっかの企業とコラボレイトしたいなぁ、
コラボレイトして新たな切り口が開ければなぁ――、
ということで、
手はじめに友人がつとめる、キノコ会社 (ピルツ株式会社) に
“歴史の” 下仁田葱を送り、先日、その ピルツ長野工場より、
“新顔の” 黄色い “たもぎ茸” (ジャボーノ) と 白い “花びら茸” (アルボーノ) が
届きました。
さっそくボイルして、たもぎ茸のほうを醤油、
花びら茸のほうを塩コショウで食べてみました。
個人的にキノコといえば、
幼少のころ、家で原木シイタケの栽培をしていて、
その作業を手伝わされた記憶が、脳裏に重くよみがえるのですが、
ひとっぱさみずつ食べてみた感想は、「あっ、軽いなぁ・・」
わたしの中に残るヘビィな記憶を腰砕けにするほどの “軽さ” なのでした。
その、レディースの皆さんにウケのよさそうな今風の軽さに、
歴史と伝統の重みをもつ馬山産・下仁田ネギとしては、かるくシット、
って感じです。
ピルツ株式会社のHP;http://pilz1.jp/index.html
.