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【下仁田葱における、根つき・土つき・枯れっ葉つき編】
下仁田葱は、その昔、江戸時代より、
冬場の貴重な保存食として食べられてきました。
下仁田葱の会の下仁田ネギが、
“根付き・土付き・枯れっ葉付き” なのは、そのほうが長持ちするからなのです。
国内最高級の下仁田葱の会の下仁田ネギを、
ゆっくりご賞味いただけるよう、
なるべく自然にちかい形でお届けしているのです。
そうすることで、風味変わらぬまま、2ヶ月くらい保存できるのです。
(ちょうど、白くむいた玉ネギと 赤茶色の皮付き玉ネギとの
長持ち比較した場合と おなじことです)
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先日、『道の駅・しもにた』 の直売所で、
下仁田ネギの枯れっ葉付きが禁止になってしまいました。
(箱売りのみ。束売りはOK)
理由は、お買い上げのお客さまから、
箱の中に ゴミ が入っていた、という クレームの電話があったためです。
で、
その 「ゴミ」 とは、ネギの枯れっ葉 のことです。
なんでも、「食べられないものを箱に入れるな!」 とのことらしいです。
(前出の玉葱の皮とか、魚における頭や骨なども 同様に考えるのでしょうか)
なんとも残念なことではありますが、
こうしてまたひとつ、食のよき伝統が、無知な人間によって途絶えてゆくのです。
※『食育』 なんてコトバは、遠いところでもてはやされているだけで、
実際、現場では、こんなもんです。
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