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そのむか~し、この下仁田一帯で、大きな家といえば、
上・画像のような大農家 (養蚕農家) の家屋でした。
そのころは農業周辺がパワフルで、地域の主役は農家でした。(たぶん)
(下仁田周辺は、明治~昭和初期くらいまで、養蚕の一大産地でありました)
下仁田町は、農家がつくりだした農産物 (と食品加工業者) によって発展しました。(おそらく)
しかしいまでは、町も、屋根の上に小さな屋根 (気抜き) がつく養蚕農家独特の家屋も、
残念ながら抜け殻のように朽ち果てつつあります。
わたしのお気に入りだった、「気抜き」 が3つ付いた蚕室造りの家屋も
半年前に取り壊され無くなってしまいました。
その前を車で通るたびに、あ~写真撮っときゃよかったな・・、といまさらながらに思います。
ちなみに、オトナリの長野県には、こういう蚕室造りの建物を町並みで保存し、
「海野宿」という名称で、ドラマのロケ地にもなったり、観光客でにぎわっております。
「日本の道百選」&「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、
毎年、11月23日には、「海野宿ふれあい祭」が開催され、大賑わいだそうです。
もうちょっと書きたいところではありますが――、このへんにしておきます。
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