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ふりかえるな、まえを向いて 進んでいこう、
といった類の、なんか処世訓みたいなのがありますが、
下仁田葱の植え替え作業 * に その手のコトバは当てはまりません。
ワケは、
ひろくて長~い葱畑で かがみ仕事をしていると、
どうしても ときおり立ち上がって、背を伸ばしたくなります。
(よく畑の真ん中で 爺さんが “でくのぼう” のように
ぽけぇ~ っと突っ立っているのは、そういうことです)
↓
で、
つい先 (これから作業する分) に目を向けてしまい、
「うわぁぁ・・、まだまだタップリあるなぁ・・・、ハァ~」
と思わず力が抜け、畑にへたりこんでしまいます。
↓
なので、
なるべく先を見ないで、うしろ (作業が済んだ分) を見るようにするのです。
「おぉー、けっこうできたな・・。よっしゃ、がんばろ」
※画像は15日のときで、およそ半分。
本文にあわせると、左が過去で右が未来となります。
今現在はさらにすすんでいますが、ここのとこの切れ目ない雨日で、
今月中に終わりそうもなくなりました・・・。
* 下仁田葱の植え替え作業とは・・・、
①フォークと呼ばれる文字通りシャベルの先がフォークのようになっている道具を使って、下仁田
葱を引き抜き、植えるものと捨てるものを選別して、トラクター1台分が入るスペースを空けます。
②空いたスペースをトラクターで耕します。
③耕したスペース(作にして二作分)に、吊り縄とよばれるヒモを一直線に張り、
それに沿って今度は耕運機を使ってV字に溝を削ります。
④そのV字の溝に、選った下仁田葱を一本ずつ並べていきます。
⑤並べ終わったら、耕運機で葱の根元に土をかぶせていきます。
⑥一作かぶせ終わったら、砂浜に棒を立てるように、
手で土を寄せながら下仁田葱を一本一本立てていきます。
ということをくりかえします。
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