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『村民食堂』 といったって、野良着そのままで行けるような所じゃございません。
そこは、“ザ・避暑地”、(もしくは、“キング・オブ・別荘地”)、軽井沢にあるので、
いわゆる村人なヒトが、鼻の穴からタバコの煙をもくもく出しながら
「ちょっくらメシでも食っていくかい?」 っていうほど、敷居は低くないのです。
(といって高くもないですが・・・)
先日 (といっても 5/中)、下仁田は雨模様で農作業は中止、
で、以前からそのネーミングが気になっていたので、、シュシュッと行ってきました。
場所は、中軽井沢にあり、さわやかに晴れあがっていました。
村民食堂といえば村民定食 (¥2800) が有名らしいのですが、
パラリひろげたメニュウの中に、“葱” という文字を見つけ、
ありきたりのグルメ・レヴュウをするより、とことん “葱” にこだわっちゃえ、
ってことで、地鶏の唐揚げ葱ソース定食 (¥1300) をオーダーしました。
葱ソースは、すりおろした生姜入りの甘カラ和風ソースで、
地鶏ともども、おいしくいただきました。
が、それよりもなによりも、すばらしかったのが、店員のクオリティです。
(たまたま わたしについたヒトが そうだっただけかも知れませんが)
なんだかひさしぶりに、とっても気分よく食べることができました。
おまけに、新緑をながめて食べていたら、
店前で止まったマイクロバスから、どこかの企業の 研修かなにかの
OLさんらしき団体が、昼食のため、ぞろぞろ降りてきて、
もう、なんというか、プチ天国 のようでした。
※ちなみに、店名は、小説家の堀辰雄という人がその小説のなかで、
軽井沢を美しい村、と書いたところから、採られたようです。
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