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【 Blaze/Keep Hope Alive 】
当時 (’04)、買おうかと思って 買わなかったのが、
先日の上京の際、中古であったので、買いました。
タイトルと ジャケットがナイスです。
音は、ガラージ (ハウス) です。
中ジャケ (ライナー) には、こう記してあります。
AS WE ARE BLESSED,WE MUST BLESS.
(我々が恵みを授かったように、我々も恵みを与えていかなければならない)
【 giver (与える者) 】
わたしは28歳のとき、思わぬ大病で半年ほど入院しました。
通常なら、かるく死んでいる病気でしたが、そうならずにすみました。
わたしは、与えられました。
わたしは、与えるヒトになろうと思いました。
◇
東京でアパレルのころ、
ブランドはカジュアルでありながら、“お出かけ” アイテムも得意でした。
なかでも、ワンピースが、デイリーにも
オケイジョン (Occasion、T・P・O の O 。うちの場合は、結婚式の2次会用) にも イケルと、
(一部ではありますが) 評判でした。
――で、先日、久しぶりに結婚式に出席して、ちょっと沈没しました。
なんというか、みなさん、お洒落で素敵だったからです。
わたしが業界から離れたせいもあるのかもしれませんが、
日本のファッションの 成熟っぷりを見せつけられた感じがしたのでした。
わたしは、カネとコネがものをいう、“ハヤリ” の世界にしがみついて〝与える″より、
生まれたところに戻り、家業である農業を引き継いだほうが、
〝与えらる″人生を送れる とジャッヂしたわけですが、
式~パーティでの華やかで きらびやかなニンゲンの彩りをみて、
まだまだアパレルでも ″与えられる″ことがタップリあったんじゃあないか、
という 未練がましい思いが、ひょっこり頭をもたげて、
苦いような、甘酸っぱいような気分になったのでした。
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