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「私は今まで 禅宗のいわゆる悟りということを 誤解していた。
悟りということは いかなる場合にも平気で死ねる事か と思っていたのは間違いで、
悟りということは いかなる場合にも平気で生きている事 であった。」
~正岡子規/『病床六尺』
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正岡サンがコレを書いたときは、カリエスで背中にいくつも穴があき、
モルヒネを 通常の倍も3倍も必要とするほどの苦痛に 襲われていたそーです。
サイキン、わたしのこころに 針の穴程度のちっぽけな穴があきましたが、
コレにくらべりゃ、はなくそでも丸めてふさがりそうな気がします。
( なるべく ) 平気で生きよう――。
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