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『星を継ぐもの』

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      この本は、このブログをはじめたころに読みはじめました。

      で、このあいだ (2/3)、やっと読み終えました。

      このブログは、去年の 3/22 にスタートしているので、
      一年ちかくかかっているわけです。

      『星を継ぐもの』 という本のタイトルと、
      カバー表紙の絵 (上・画像) と、
      そして何より、この本には、マニアックなファンがいるということをネットで知り、
      読んだ感想をブログに書けば、訪問者がいっぱい来るかなぁと思い、
      読みはじめたのでした。

      が、わたしは遅読であり、
      ハードSFってことで、硬い文体の描写や 科学的説明に眠くなって
      何度か 読みとおすのを放棄しました。

                ◇

       去年の暮れ、旧友のひとりに、ここ数年の米ドラマ人気3作のうちのひとつを、
       激プッシュされ、(ハヤリ物の音楽や映画・ドラマは苦手なわたしですが)
       観ています。

       で、どう? と聞かれれば、
       扁平な毎日に、今風のアクセントがつくようで、その点は良いです。
       が、とってつけたような過去のエピソードやら、都合よい偶然の連続で
       リアリティがまったく感じられないのが難点です。

      それに比べ、この 『星を継ぐもの』 は、(サイエンス)フィクションでありながら、
      (本書の、人類の進化のくだり箇所など) 本当にそうなんじゃないか と思うくらい、
      奇抜で秀逸で、目からウロコでした。

      ということで、(星だけに) 星ィ、みッ ・ ・ つ、です。 (マチャアキ風)

      ※アラすじ:
       月面で、真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見される。
       それは人類が生まれる以前から、そこにあった。
       はたして、何者なのか、その死体は――。
       という謎解き調SFノベル。

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Posted in キオクのキロク

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