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この本は、このブログをはじめたころに読みはじめました。
で、このあいだ (2/3)、やっと読み終えました。
このブログは、去年の 3/22 にスタートしているので、
一年ちかくかかっているわけです。
『星を継ぐもの』 という本のタイトルと、
カバー表紙の絵 (上・画像) と、
そして何より、この本には、マニアックなファンがいるということをネットで知り、
読んだ感想をブログに書けば、訪問者がいっぱい来るかなぁと思い、
読みはじめたのでした。
が、わたしは遅読であり、
ハードSFってことで、硬い文体の描写や 科学的説明に眠くなって
何度か 読みとおすのを放棄しました。
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去年の暮れ、旧友のひとりに、ここ数年の米ドラマ人気3作のうちのひとつを、
激プッシュされ、(ハヤリ物の音楽や映画・ドラマは苦手なわたしですが)
観ています。
で、どう? と聞かれれば、
扁平な毎日に、今風のアクセントがつくようで、その点は良いです。
が、とってつけたような過去のエピソードやら、都合よい偶然の連続で
リアリティがまったく感じられないのが難点です。
それに比べ、この 『星を継ぐもの』 は、(サイエンス)フィクションでありながら、
(本書の、人類の進化のくだり箇所など) 本当にそうなんじゃないか と思うくらい、
奇抜で秀逸で、目からウロコでした。
ということで、(星だけに) 星ィ、みッ ・ ・ つ、です。 (マチャアキ風)
※アラすじ:
月面で、真紅の宇宙服を着込んだ死体が発見される。
それは人類が生まれる以前から、そこにあった。
はたして、何者なのか、その死体は――。
という謎解き調SFノベル。
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