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思うに、“農耕機械” の世間一般のイメージは、
田舎の老人が 畑の中を耕運機とともに 非常にゆっくり動いている、
といったような、のどかな情景を思い浮かべることでしょう。
じいさんが扱えるくらいだから、操作は簡単だろう、と思うことでしょう。
しかし実際は、たいへんです。
(とくに機械の動きに慣れるまで、と、畑の形状を把握するまで)
農耕機械 ( たとえば耕運機 ) というのは、
①鉄の塊 (エンジンとか) であるため、非常に重いということ。(単車にちかい感じ)
②大抵、一輪とかなので、非常に不安定だということ。
③たいがい、土を削ったりする刃が 付いているということ。(それが回転しているので危険)
④人間のいうことより、畑の形状に動きが左右されるということ。
といった具合で、なめてかかると耕運機とともに畑にひっくり返ります。
(農家ののじいさんは、見た目とちがい、何気にハガネ系の体のヒトが多いです)
で、数ある農耕機械のなかで、もっとも手ごわい機械が、
ネギの根切りマシーン (12/10の画像参照) です。
そのあまりの扱いにくさに、息が切れ 全身が熱くなり、
霜がおりるほど寒い日でも、Tシャツで操作していました。
休み休みの3時間くらいの作業で、もうブッ倒れそうになります。
てぇーことで、ついに新兵器 “ネギ専用のトラクタにくっつけるヤツ” の登場です。
(上・画像。キラリ光ってます。 おそらく、地域で2番目)
いままで、ヒィヒィハァハァ云って 作業していたのが、嘘のように仕事がはかどります。
あとは、注文だけです・・・!
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