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丸大根と牛蒡の事情

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        丸大根の場合;
 
        上・画像の丸大根を、葉っぱ付きのまま直売所へ持っていって
        並べていると、たいていオバチャン連中(観光バスの団体のオバチャンとか)から、
        遠まきに、あるいは背後から、「まぁ~、見てェ、おっきいカブ!」と云われます。
        (こう云うヒトは、ほぼ100%買いません)

        「ブゥ~~~~ゥ!! カブじゃないぜッ、オバチャンよォ」
        と、わたしは心のなかで、その都度、ツッコミいれていましたが、
        最近は、それもめんどうになって、「カブでもいいかな・・」と思うようになりました。
        (地元のヒトは、煮物とか、丸大根のほうが美味しいのをよく知っています)

                   ◇

        牛蒡の場合;

        下・画像のゴボウは、適当なサイズにぶった切らず、
        杖のようなゴボウ、そのままの長さで 直売所に出します。

        なので、市販のゴボウ用ポリ袋、一枚では入りきらず、
        2枚をジョイントして、ラッピングしています。

        長いので、野菜の棚に寝かせて置くと、トーゼンはみ出てしまい、
        しかたないから、傘のように立てかけて置いています。

        で、お客さんから、よく聞かれたのが、
        「こんな長いの、どうやって掘ってるんですか?」でした。

        画像でオワカリのように、地味にシャベルで掘っております。

        シャベルの土を削る音、ザックリ、シャキリ、シャキシャキ、
        を聞いていると、映画 (たとえば、『ガルシアの首』、『続・夕陽のガンマン』
        等ウエスタン映画、アニメ 『トム・ソーヤの冒険』 などなど・・・)
        の墓掘りシーンを、つい思い浮かべてしまいます。

        このあいだは、このまま掘って掘って掘り続けたら、
        いずれ南米はブラジルか、アルゼンチンあたりだな・・。
        だったら、タンゴよりサンバ!、あ~ブラジル行って踊りてェなぁ~、
        (実は、わかい頃から、クラブで踊るのがすきだったりするもので)
        と思いながら、墓掘り人夫のように掘っていました。

     ※ どうも写真だと、大きさ、長さ(深さ)が伝わらないので、ちょっと残念です。

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Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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