イナカにひっこんで2年目となると、さすがにふだんの生活から
新しい発見なんて そうそう見つかりません。
ワカイ言い方をすれば、刺激が足りません。
気持的には、まだまだ若いので、
どでかい大砲で、ズドン! とハートを射抜かれ、
こころのモヤモヤがすっ飛ぶような出来事に遭遇したいなぁ、
と思いながら、この写真をとりました。
ブラリ東京でも行ってくるか――。
◇
東京を離れて2年もすると、さすがは流行というだけあって、
ファッション関係つながりの線が どんどん細くなっています。
その一方で、(20年以上も前の) 同じ時期、同じ音楽で
胸を焦がしたというだけで、いまなお、熱く濃く
つながっている友人たちもいます。
わたしは、こころの充足を 街の雑踏に求めるべく、ブラリ東京へでかけ、
その晩、その、まだまだパンク・スピリットの原液(現役でも可)のようなふたりと
下北で飲みました。
わたし自身は、すでにロックのカケラもないのですが、
たかがロックで、20年以上つながっているのは、単純にスゲェなぁと思いました。
ちなみに、友人ふたりの苗字には、それぞれ “土”、“森” と、
第一次産業のにおいがプンプンする文字が入っています。
これも何かの縁なのでしょうか――。