最近の事件であったように、
東京から群馬(おもに山林)にやってくるものの1つに “死体” があります。
まだ8月、夏ってことでホラーなオープニングにしてみましたが、
あるニュース記事が目にとまり、それによって、
ストック用写真フォルダ内の ある写真 (上記写真) が目に浮かび、
こうして書いています。
(本日分のブログ済んでるっていうのに・・・)
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◇そのニュース記事↓ (読むのカッタリィ~というヒト、スルーでOK)
『セブン─イレブン、売れ残り弁当などを完全リサイクル』
8月29日20時52分配信 読売新聞
セブン&アイ・ホールディングスは29日、
コンビニエンスストアのセブン―イレブンの東京23区内の店舗(約1000店)で9月から、
売れ残った弁当などの物販品を100%リサイクルすると発表した。
回収したうえ、豚や鶏のエサや野菜の肥料などに再生する。
スーパーのイトーヨーカ堂など首都圏のグループ各店にも拡大する方針だ。
リサイクルは、販売期限切れとなった弁当や総菜、パンのほか、おでん、牛乳、
デザートなどが対象で、1店舗当たりの排出量は1日約15キロ・グラムという。
千葉県佐倉市の協力工場で再生した飼料は、周辺地域の畜産業者に販売する。
セブン―イレブンは2003年から、期限切れ商品を肥料に加工してきたが、
牛乳などの液体は再生できないため破棄していた。
今後は、飼料に適さないものだけを堆肥や燃料などとして再利用し、残りは全て飼料にする。
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◇ついでに、以前ひろった記事↓
『食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも』
大手コンビニエンスストアに、一カ月に出す廃棄物の
“下限数値目標”が存在することが分かった。
その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、
「優良店」となるシステムもあるという。
産経新聞が入手した文書によると、
「原価(仕入れ値)で(月に)三十万円以上(廃棄する)」と記されている。
背景には、
廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、
より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。
調査によると、一年間でコンビニ一店から出る生ゴミは平均で四-五トン。
「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指摘されるが、
経営戦略上、食品ゴミを劇的に減らすことは困難とみられている。
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◇
わたしが、大地デビューした’06早春、
下仁田町のわたしの属する地域では、
東京のコンビニで捨てられる大量の食品ゴミの
堆肥(たいひ)を受けいれ、畑に入れました。
その夏は、なぜか 『カメムシ』 が大発生しました。
カメムシは、地元では 『ワクサ』 といって、怒らすと
臭い臭い (×くさいくさい、○くさいにおい) を発します。
地域のこころないヒトから、
「東京のゴミの堆肥なんか入れるからだ!」
などという声が聞こえてきました。
その年の下仁田ねぎの出来は上々でした。
コンビニ・コンポスト(堆肥)が効いたのか、
11月になっても葉が青々とし、逆に、
出荷時の箱詰めは、葉っぱがジャマで大変でした。
『富栄養化』ってやつでしょうか、葉が育ちすぎて硬くなり、
かんたんに割れてしまうような按配でした。
今年は・・・コンビニ・コンポストは畑に入っておりません。
ことわったのか、こなかったのか、聞いてないのでわかりません。
長くなりましたが、そろそろ本題です。
コンビニエンスストアは、リサイクル・エコってことで、
こうしてニュースで取りあげられ、企業イメージアップ、売上アップとなるのでしょう。
――で、思ったのです、
受け入れる側だって、もうちょっと声高にアピィールしてもいいんじゃないか、と。
(でも、去年の話だからな~、やっぱり控えめにしときます・・・)
わたしの住む下仁田町は、東京のコンビニからでる食品ゴミをちょっとだけ、ひきとりました。
(去年の話ですけど・・・)