基本は T‐シャツなワケです。
1年のうち、4月から11月くらいまで T‐Shirts なのです。
夜など冷えたときは、シャツやジャケッツをひっかけます。
アパレルやってた東京では、着飾った感じより、
着くずしたスタイルがわたしの定番でした。
そういうスタイルが身についているので、
昼間、袖があるとジャマくさいのです――。
□ ふつうの農家のヒトは夏でも長袖ですが、わたしは T‐シャツ(半袖)で作業します。
□ 農作業中は、土をいじくったりしますので、手袋をはめてます。
□ 色白なわたしの頭上には、オテントーサンがカンカン照りです。
――上記3つが合わさると、なんとも妙ちくりんな日焼けができあがります。
手袋をしているので、手首から先は シロ、
半袖T‐シャツなので、二の腕の半分から上も シロ、
残った部分 ( つまり、二の腕の半分から手首まで ) が、
焼きたてのパンのように、こんがり小麦色となるわけです。
ふだんは別にかまいません。
ですが、上京するときなど、ちょっと恰好がつきません。
まァ、それでも、
黒の T‐シャツ着て、白い手のひらをチラつかせれば、
なんとなく “ブラザー・ニガー” の黒人になったような気になったりしますが・・・。
どうにもならない困りものなのが、泳ぎにいったときです。
プールサイドをどんなに都会的に歩いたとしても、
体の焼け具合がどうしても肉体労働者なのです。
トイレの鏡に映った姿をみたら、T‐シャツ着せられたチンパンジーのようでした。
というわけで、
今年は5月くらいまでは長袖着てたり、手袋をこまめに外したり、
日焼け止め乳液を塗りたくって、がんばっていましたが、
最近のギンギンの陽射しで、やっぱりサルの手になりつつあります。
カミュの小説 『異邦人』 で、ママンを亡くしたばかりの主人公が、
海辺に遊びにいき、そこで騒ぎの末にアラブ人を射殺し、
その動機を、「太陽のせい」 というのがありました。
カミュの場合は、『不条理』 ということですが、
わたしの腕がサルのようになっているのは、まぎれもなく、「太陽のせい」です。
※ついでに、太陽ってことで、オレンジ・ペコーの『太陽のかけら』を貼っときます。
涼しげなギターの音色&COOLな映像で、お盆休みをまったり過ごしている方はどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=1ToVXOb1Ss0
※ちなみに、画像は、英国のグラフィティ・アーティスト、BANKSYの作品。