実をいえば、最近、この“BLAST HEAD”のCD、
『OUTDOOR』を野外(アウトドア)で聴きたいがために、
アウトバーン的な山道を車で走っています。
正直いって、“BLAST HEAD”は、ノーマークでした。
というより、“COD HEAD” や “GOTH TRAD” 、
あるいは、“DUB SQUAD” あたりと名前が似ているので、
ごっちゃになっていました。
『OUTDOOR』ってタイトルですが、一般的にイメージされる、
キャンピングカーとかサバイバル・ナイフ、カレーライスな感じではなく、
ベッドルーム・テクノとか密室映えする打ち込み系に対するソレと思われます。
たしかに、野外フェスで聴いたら、音がどこまでも拡がっていって、
さぞかし気持いいだろうなーというサウンドです。
ジャンルレスでスケールレス、エクスペリメンタルだけど、ナチュラルな要素もある。
9曲入りですが、ひとつの壮大なトラックを9つにセパレイトした、という感じです。
①②のすばらしくハイクオリティなトラックが徐々にビルドアップしていって、
③で一回、小ピーク、
④のダブでゆるく下げて、⑤でジワジワあげていき、
フロアー使用のテクノな⑥でピーク、
⑦ふたたびチル、
⑧アンコール的なジャズ系の軽快なトラック、
⑨余韻
ここのところ、ヘタな洋物、買うより、
国産のアンダーグラウンド物のほうが、シックリきます。