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評価の風化

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  「逆境は君の友達だ。
   不幸と仲良くなれ。さもないと――
   イライラするぞ」          『greenfingers』

  庭に生えている木の先っぽのキイロが、なにやらカズノコ・チックだったので、

 とりあえず撮っとくか、とパチリやったのですが(撮ったのは5/中)、

 こんな写真、ファイルにあってもしょーがない、と思い、

 削除しようと眺めていたら、カズノコより葉っぱに眼がいって、

 そういえば、グリーンフィンガーズって映画あったなぁ、となって、

 そのころつけてたPC内の落書きのような雑記をクルクルひっかきまわしたら、

 出てきました。 (2年前くらいのやつで、面倒なのでそのまんま貼りつけ)

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  きのうは、『彼女を見ればわかること』を観て、何げない日常の中の女性の内面を
 巧妙なプロットと小気味いい演出にうまいなァと思った。(特に第3話)
  そしてきょう観た『グリーンフィンガーズ』。この間の『遠い空の向こうに』同様、
 小細工なしの心にマッスグの良品。話がキレイすぎる感があるがコレも実話だそう。
 しんどいときは効果2倍、こころが前向きになる。たとえば、劇中の言葉、「――ある日、
 命をあたえることを覚える。命を育てる。世話をしたり栄養をやって育てる」これは、
 そのまま蒟蒻作り葱作りに当てはまる。“俺は命を育てている”と。
 応用もできる。たとえば、農家は土地から離れられないわけだが、劇中の囚人ファーガス老人の
 ように俺も罰を受けて終身刑だと思えば、すこしは気が楽になる。逆境と友達になろう。

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 われながら、文章後半のセンチメンタル具合に、「うわっ、きっついなァ~」となりますが、

 そこはまぁ、中年男のエレジー(哀歌)ってことで、スルーしてください。

 なにが言いたいかというと、温度差ってやつです。

 当時は、ベタ誉めしていますが、いまとなっては、フツーに並み程度、

 というより、あんまりキオクにない。

 唯一、書いてある3本のうちで、キオクにひっかかっているのが、『遠い空の向こうに』 くらい。

 これも一瞬、邦題のせいで、まるっきり忘れてましたが、もしやと思って検索したら、

 あっ、ロケットボーイズ! と思いだした次第です。

 (ロケットボーイズはストレートに泣けました)

 最近は、忘れるばっかりで、肝心の感動がちっとも長持ちしないなぁ、とつくづく思いました。

Posted in キオクのキロク

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