別にグルメではないですが、グルメ・リポートをします。
1回目は、『南牧・炭ラーメン』 です。
なんどか店の前を通るたびに、気になっていました。
なので、きのう、機会をつくって行ってきました。
で、間違っていたことに、気がつきました。
てっきり、“炭やきラーメン” だと、思っていたのです。
わたしは、ニオイに関して全般、ダメなほうなのですが、
唯一、好きなニオイが “灰 ” のニオイでして、
(なんだかアブない放火魔ヤロウのニオイがしますが、そんなこたァないです)
“炭” と “灰” ってなんか似てる、つぅーか、兄弟みたいじゃないですか、
だから、「きっとスープなんか香ばしいンだろうな~」 などと、勝手に頭のなかで
膨らましていたのです。(食パンの焦げた香ばしさ、ったら分かりやすいでしょうか)
ところが、メニュー開いたら、
☆塩炭メン
醤油炭メン
○○炭メン
・
・
・
となっていたので、店員さんに、「コレって、麺に炭が入ってるってことですかァ?」
と尋ねたところ、「はぁい、そうです」ってアッサリ答えが返ってきました。
(あ~あ、“炭やきラーメン” じゃなくて、“炭ラーメン” だったのね・・・)
まァ、別にグルメでもないので、すぐに気をとり直して、
「オススメは、この星がついてる塩ですかァ?」 と尋ねると、
「はぁい、一番はじめにつくったのが塩なんです」
(流れで)「じゃあ、塩で――」
わたし、ここ3、4年くらい(山頭火以降)、塩豚骨のクリーミーな臭みが、気分でなく、
(若者客ねらいのクリーミーなオシャレ豚骨をだす店とか、はいる気もしません)
最近は、魚系の醤油か、ピリ辛系のつけ麺あたりが気分です。
しばらくして、若い女店員さんが運んできたのが、上の右写真でした。
写真の感じでおわかりのとおり、もうスープのことは、省きます。
具は、大きめチャーシュー、茹で玉子(ハーフカット)、ネギ、いんげん、メンマでなくタケノコ。
肝心の麺は、一見すると、ソバっぽいですが、色はソバよりもコンニャクのネズミ色にちかい。
食感は、寿命の尽きた輪ゴムのような、ばらばら加減がなにかに似てるなーと思ったら、
チキンラーメンの麺! アレの感じによく似ています。
麺のほうは“中太麺”好きなわたしですが、
この炭メンの ぼそぼそした食感の麺、キライじゃないです。
(まァ、チキンラーメン、キライじゃあないので当然ですが・・・)
ということで、麺とチャーシューが、◎
塩炭メン ¥700
群馬県南牧村 炭ラーメン(千歳屋) 0274-87-2027