いま、あなたは、モップをゴシゴシかけています。
小学校の校庭が1つや2つ、すっぽり入るくらいの広さのところです。
あいにく足もとは、アスファルトのように固たく動きやすい地面ではなく、畑の土の上です。
しかも、頭上には、ビーチのような太陽がギラギラしています。
おまけに、下仁田ねぎという障害物もありますから、うっかりしていると、
ねぎの1本や2本、ひっかいてダメにしてしまいます。
ねぎ畑の草かき作業をたとえると、上記のような感じになりますが、
今回はそういう話ではなくて、雑草のことです。
かいてもかいても、出てくる雑草に、敵ながらアッパレ、というか、
ちかごろは、リスペクト(respect)したいような気さえ します。
まァー、嫌われ者の 『農薬』(この場合は除草剤) を使わないために、
体内エネルギーをふんだんに使って、雑草と戦っているわけですが、
ちょっと待てよ、と、ひっくり返して考えれば、
雑草がおいしくいただければ、万事OK、それで済むことじゃん――!
ということで、調味料?界のマジシャン、『添加物』の登場です。
忌み嫌われる『農薬』とちがい、
みんな大好き、人気者の『添加物』のチカラを借りて、
雑草をおいしくいただけるようにすれば、良いわけです。
そうすれば、いずれやってくるであろう食糧難の問題だって、らくらくクリアでしょう。
栄養的なものだって、あの生命力ですから、無いわけはないんです。
(逆にあの生命力が体内に入ることによって、人間が増殖しちゃって、
結果、食料難、という危惧もありますが・・・)
ついでに、というか、せっかくですので、話を胃袋のように膨らませると、
――添加物関係のヒト、どうでしょう、わたしと手を組みませんか?
手を組んで、アジアやアフリカの腹ペコな子供らのちいさな胃袋を
イチゴ味の雑草とか、キャラメル味、ソーダ味、バーベキュー味などの雑草で、
満たしてやりませんか。
まずは、雑草界の新勢力、ポーチュラカあたりを、いっちょう料理してやりませんか?