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「蜂にさされました」

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 農作業中は、手袋をはめています。

 私は、黄色いのをしているのですが、

 ときおり、この手袋に、ミツバチがくっつくのです。

 この時期の、キイロといえば、菜の花なわけで、

 彼らは、色に反応するみたいです。

 ハエのように おっぱらいたくもなりますが、

 毒針という 飛び道具を 尻に隠しているため、

 彼らが、アッちがうわ、と気づくまで、やり過ごします。

 で、先日、山の上にある畑で、ポリ・ビニールを

  機械で巻きとる作業をしていました。

  ここの畑の隣には、養蜂家の巣箱が 5棟くらい並んでいるので、

  去年、母などから、ハチに気をつけるよう、うるさいくらい

  言われていましたが、だいじょうぶでした。

 ハチというやつは、巣箱付近で作業すると、すぐに偵察のハチが

 やってきて、顔のあたりに まとわりつくように 飛び回ります。

 うっかり、手でおっぱらったりすると、危険人物と見なされ、

 ハチの大群から 総攻撃をうけることになります。

 だから、暴走族のように、ブンブン威嚇してきても、スルーすればいいわけです。

 ところが、なんの前ブレもなく、唐突に、わき腹をチクリと やられたのです。

 注射より痛くはないですが、しびれるような痛みと、虫に毒を盛られたという

 痛みが、なにか余計、厭~な感じに、わき腹をジンジンさせていました。

 ミツバチは、一刺しすると死んでしまうって、どこかで聞きましたが、

 今回の下手人であるミツバチは、私のTシャツの裾にパニクったように、

 へばりついていたので、指でパチンと はじき飛ばしてやりました。

 その後、見届けていませんが、やはり殉職したのでしょうか。

 彼からしたら、「職務を果たしただけ」 となるかもしれませんが、

 私からしたら、「手順がちがうだろ? まずチェックして、それから

 だろ、ジャッヂは! いきなりとは卑怯なり!」 という気持です。

 まァ、春とか、季節の変わり目は、とかく落ちこみやすい時期 といいますから、

 ひょっとしたら、鬱なミツバチの自爆テロ だったのかもしれません。

 アレから(さされてから)、2、3日経ちました。

 患部は、赤くシコリのようになっていて、痒いです。

 痛み & 痒みの W攻撃、おそるべし、って感じです。 

 ※ 写真の 中央あたりに ボンヤリ見える、トタンで囲ってあるのが、巣箱です。

Posted in 百姓二揆(ヒャクショー・ニッキ)

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